【刻一刻と迫る改元、そして令和問題】IT業界への影響と対策についてまとめてみた!

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2019年5月1日、ついに平成が終わり「令和」になろうとしていますね!

街中では令和フィーバー!?を迎えておりますが、その反面、IT業界では時間に追われている方も多いのではないでしょうか。

今年のGWはなんと!10連休もありますが、その途中で改元になるため連休が取れない方や、何か起こった際に備えて自宅待機になっている、なんて話も聞きます、、

以前にも2000年問題があった時同様、今回の改元に際しどういうことが起こり、どういう対策が必要かを調べてみたいと思います。

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2000年問題とは

どんな問題?

2000年問題とは、西暦2000年以前に開発・運用されていたコンピュータシステムの一部が日付データの年号部分を西暦の下二桁で管理しており、1999年から2000年になると同時に一斉に異常が生じ社会を混乱させるとされた問題。

出典元:IT用語辞典 e-Words

つまり、こういうことですね。

2000年問題で起きると予想されたこと

1999/12/31 ⇒ 991231
これが翌日になると
2000/01/01 ⇒ 000101
1900年1月1日に戻ってしまうため、
日付を使っているシステムにて、コンピュータが重大なエラーを起こす!

世紀末と相まって、かなり世間を不安に陥れた出来事でしたね。ITシステムはもちろん、飛行機が操縦不能になったりミサイルなども誤作動するんじゃないかとも言われておりました。

それなら初めから西暦で書けばよかったんじゃない?と思うかもしれませんが、コンピュータが使われ始めた当初はまだ今ほどPCの性能も良くないため、なるべくコンピュータの記憶装置の容量を圧迫しないように西暦下2ケタまでしか使っていなかったようです。

あの頃でも、まだWindows95や98の時代でしたからねぇ。知っている人なら、今に比べていかに性能が低かったかは容易に想像できるかと思います。

実際に起きたこと

実際に体験した方はどう思われたでしょうか。

当時まだ僕は小学生でしたがその時感じたことは、
「あれ、なんか起きた?」ってくらいです。

そうです。この時はすでにもう対策されていたので、結局それほど大きな問題も起こらず、世間としては何も起こらなかったように過ぎていきました。

NEWS コンピューター2000年問題 小淵総理 2000,1,1 AM2:00

当時の映像がこちらです。まだ小渕さんが総理をされていた頃でしたね。

その陰ではプログラマーの血のにじむような努力が…

対応としては2~3年ほど前から徐々に取られていたようです。

実際の対策として、西暦部分を4ケタにしてプログラムを書き直すことですね。その間プログラマーの方々は必死に努力をされていたそうです。

プログラムというのは、英語や数字がずら~っと並んだものが、多いものだと何十万行なんて書かれていたりもします。改修するのにさぞかし大変だったことでしょう…。本当にお疲れ様です。

こんなイメージです

また、2000年は400年に一度の年でもあり、うるう年がちゃんと対策されていないシステムなどもあったようで、そちらの方もかなり問題になったようです。日にちが一日足りないだけで、その後が全て狂ってきてしまいますからね。

プログラマーの方たちの水面下の努力によって、私たちは何事もなかったかのように過ごせていたんですね。感謝です。

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令和問題について

想定される不具合

こちらの場合、「西暦」ではなく「和暦」での影響になります。

改元で起こりうる不具合

平成31年4月30日 ⇒ 31/04/30
これが翌日になると
令和1年5月1日 ⇒ 01/05/1
1年に戻ってしまうため、日付を使っているプログラム内部でエラー!

これは主に和暦を使っている、銀行、保険会社、行政機関などが当てはまります。お役所などでは、日本なら和暦を使え!のような文化が根付いているのでしょうか…。

なお、初めから西暦を使っている企業には、なーんの問題もありません。

対応策

「平成〇〇年の部分を令和〇〇年と表示させるプログラム」を追加します。もしくは、西暦表記に移行する企業も多いそうです。また、おそらく今後の改元に備えても対策を組み込むのではないでしょうか。

みずほ銀行やJR東日本では、改元に備えてすでに去年から西暦に変更されています。事前に天皇が退位なされることは発表されていましたし、直前になってあたふたするよりは賢い選択でしょう。

また別の企業では、元号が決まるまでの間「令和」に代わるダミーの文字を入れて事前にプログラムを組んでおき、決まり次第「令和」を入れて完成させる、という手法を取っていたりもします。このやり方もとても賢いと思います。

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まとめ

改元まであとわずか(2019年4月26日現在)ですが、事前に対策している企業とそうでない企業とでは大きくその影響は分かれそうですね。

Microsoftなんかでは、新元号対応のアップデートをしたところ、Excelが強制終了するなどの不具合も発生しており、そうすんなりとはいかないのが現状みたいです。実際に5月1日を迎えてみないとどうなることやら。

初めからすべての事態を想定することは難しいですが、何事も準備は大事ですね。

「備えあれば憂いなし!」

~追記~

2019年5月1日 特に問題なく改元が迎えられました。エンジニアの方々に感謝です。

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